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12月9日~13日に行われ、木村良平さんが出演された舞台「シーサイド・スーサイド」のレポです。
私は初日の9日と千秋楽の13日の公演を見てきました♪
公演時間は120分。休憩などは無し。
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まず、始めにADらしき人が舞台上に登場。
「携帯の電源はお切りください」などの注意事項を話します。
前説かな?と思いきや、ココから既に舞台は始まっております。
最後に「スーサイド」の2人を呼び込み、漫才が始まります。
漫才コンビ「スーサイド」のボケ役・北野誠治を良平くんが演じております。
漫才のネタは、自殺しようとする相方(ツッコミ・西川)を止めようとするもの。←漫才なので、全く止めてませんが。
良平くんの衣装は黄色いTシャツに薄いジーンズのオーバーオール(裾をかなり折って短めに履いてました)、薄いグリーンの帽子(ハット)です。
漫才をする良平くんは新鮮でした☆しかし、なかなか板に付いていました。
相方を演じる宮下さんともとても息が合っていて、初めての共演とは思えなかったです。
元気いっぱいに動く西川(宮下さん)の隣で、少し気だるげに動く(キレが無いw)良平くんとのギャップも良かったです(笑)
普通に「M-1」とか出れるんじゃないかしら?と思ってしまいました。
漫才が終わった所で、北野が倒れこんでしまいます。
…そして、暗転。
2年の月日が経ち、海辺(シーサイド)へと景色が変わります。
西川が一人で浜辺で寝ております。夏の日差しの暑さに目が覚めると…一見、新宿や渋谷や原宿に居そうなチャライお兄ちゃん1人とお姉ちゃん2人と、外人のようだけど日本語しかわからないという大きな変な人達に「何で死のうと思ったの?」という質問をされます。
彼らは天使で、自殺しようとしている人間の話を聞きに来たらしいです。
4人の天使には、それぞれ特殊な力があるのですが、あまり役には立たなそうなモノばかりでした。
話しているうちに、自殺を考えているのは西川ではなく、相方の北野だということに気が付きます。
しかも、その北野のもとには悪魔が居て、自殺をススメようとしているという情報が入ります。
天使は自殺を止めることはできないけれど、同じ人間ならばそれを止めることができるかもしれない。
そして、北野の自殺を止めようと、西川+4人の天使が動き出します。
一方、その頃の北野は、悪魔に頼んで、憧れの太宰治先生と話しができるようにしてもらっていました。北野は太宰治に「死に方」を学ぼうとしたらしい。
自殺をさせようと言葉巧みに誘惑する悪魔と、太宰治の言葉(考え方)を聞き、自殺を考える北野。
ここから良平くんの衣装は、入院していた病院を抜け出した…という事で、薄い水色のパジャマに薄いグレー(だったかな?)のカーディガンにニットの帽子。
色の白い良平くんは、本当に病人に見えました(笑)
そうこうしているうちに、北野+悪魔と西川+天使が合流。
必死で北野の自殺を止める西川と悪魔のやり取りに、太宰先生が割って入って語ったり、語らなかったり。
最終的に、北野の自殺を命がけで止める西川の姿に、北野・悪魔・太宰先生も考えを改める…。
そして、最後に北野に「やり残したことは何だ?」と聞く西川。
「西川と漫才がやりたい」と答える北野。
最初にやっていた漫才をやるのですが…普通の漫才の時と、最後の漫才とでは、一つ一つの言葉・動きに違う意味が乗っかっていました。それは、死を目前に控えた北野と、西川の思いです。
普通に漫才をやっていた時と、違う表情で見せてくれる良平くんの漫才に注目です。
このお話しの究極のテーマは「人はなぜ生まれてくるの?」に対する「答え」。
それを、太宰先生の生き方・死に方。そして、北野の自殺願望とそれを止める西川。の2つで見せてくれる、という内容です。
9割は笑いっぱなしの内容で、最後の1割で泣けます。
ざっと書くと、こんな内容↑。
天使の会話ややりとりは、実際に見て欲しいです。書ききれません。
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良平くんの笑顔も涙も見れる、素敵な舞台でした。
お話しも分かりやすくて、伏線もいっぱい張ってあって、それがキチンと消化されていてとても見やすい舞台でした。
そして何より笑った。そして泣いた。
個人的に一番好きなシーンは、エロい事を西川に想像されたと思って、体の前(胸と股間)を腕で隠す北野。
この時の良平くんが可愛すぎた(*ノωノ)
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■公演終了後のあいさつ
【9日】
終了後、出演者が全員舞台上に出てきて「ありがとうございました。」と頭を下げたのですが…
いきおいよく頭を下げた良平くん。頭に被っていた帽子(ハット)が前にポンと飛んで落ちてしまったのです。が、同時に体の前で素早く手でキャッチ。反射神経良かったです(*´∀`)
その後、プレゼント抽選会に。
箱を持って出てくるADらしき役(?)の方。右端に立つ役者さんから順にひいて、席の番号を言うのだけど…良平くんはそのADさんに「プレゼントが何か言わなくていいの?」みたいなことを言っておりました。
両手に荷物いっぱいでままならないADさんを見て、抽選箱を引き取る良平くん。
ちょうど良平くんの隣の方まで引いていたので、そのまま自分の分を引く良平くん。
その後は、箱を隣の人に渡して、各々役者さんが引いて番号を言っていました。そして、プレゼントの説明はADさんが。
抽選が終わり、ADさんが締めようとしたところで、良平くんは手をあげ「どうしてもやりたい事があるんだ。」と。
舞台中、約2名の天使がやっていた「エロス禁止」のポーズを教えてもらって、満面の笑顔で可愛くポーズをしてくれましたヽ(*´∀`)ノ
そして、舞台からハケて終了。
拍手が鳴り止まず、その後、もぅ一度出てきて、浅沼さんがスーサイドの2人に締めてもらおうと言ったので、宮下さんと良平くんの2人で元気よく「ありがとうございました。」とあいさつをして終了となりました。
【13日】
初日と同じように、舞台上に出演者が現れ「ありがとうございました。」とあいさつ。
このときは、左手で帽子を押さえて頭を下げる良平くんw
千秋楽ということで、浅沼さんから「みんなにプレゼントを用意しました。」と。
なんだろう?と思ったら、「ケント・フリックさんの芸をもう1つ見たくないですか?」と、いう事でケントさんにむちゃぶり。
浅沼さんが指示したものを何なくこなすケントさん。すごかったです。DVDに収録されているといいな~…。
その後みんなで「ありがとうございました」のあいさつをし、舞台から下がる途中、良平くんは“エロス禁止”のポーズをやっておりました。
よほど気に入ったのね(笑)
その後、拍手が鳴り止まず、浅沼さんと宮下さんと高山都さんが出てきてくれましたが、他のメンバーは楽屋に戻ってしまったとかで良平くんは姿を見せてくれませんでした。
この時の宮下さんがフライングで一人だけ早く出てきてしまって、居心地悪そうにモゾモゾしてたのが面白かったので、良しとします(笑)
■パンフレット
「シーサイド・スーサイド」と「ハイカラ」の両方まとめて1冊のパンフレットでした。
良平くんの紹介ページが丸1ページ。このページの写真のたまらなくカワユイことと言ったらもぅ!!!!
そして、浅沼さん・伊藤さん(演出補佐)・宮下さん・ケントさん・良平くんの5人での対談が2ページに渡って載っていました。
このページには、海辺で撮った出演者の写真が小さくではありますが、いっぱい載っております。
しっかりした作りのパンフレットだったので、少々ビックリしつつ…良いパンフでした。
パンフとDVDはネットで通販できるようになるかもしれないので、舞台に行けなかった方も買い忘れた方も、ネット通販が始まったらゼヒ買って下さい♪オススメです。